当園では、遊びの中から多くの事を学び身につける保育を、創立以来行っております。

友達と触れ合い、集団の中で楽しく遊ぶことで、人と関わる力の基を養います。そして健康な基本的生活習慣を身につけ、心身ともに円満な成長を育んでいきます。また、自然とのふれあいを大切にしております。都会の中で、時には一度も土に触れずに一日を過ごすことがあるという今の子どもたちの生活の現状を、私たちは危惧しております。春のある日、帽子にとまったもんしろちょうを自慢する子どもに囲んで、子どもたちの笑顔が広がります。秋にはポケットから取り出されたどんぐりや落ち葉のおみやげに、お家の方はびっくりするかもしれません。自分が摘んだ野の花の名前を、毎朝聞きに来る子どもがいます。園庭全体をビオトープとして豊かな自然を残すことで、子どもらしい豊かな感性が芽生えます。こうした環境の中で疑問に思うことや不思議なことを見つけては「自分で確かめる」、「自分で考える」こころを養っていくのです。

次に、子どものこころの素直な成長を育むため、仏教的情操教育を大切にしております。まず、自分のいのちと身体の尊さを自覚すること、大切に思うことが必要です。ウサギやアヒル、チャボ、ポニー、犬等の飼育動物とのふれあいや世話を通して愛情をもっていたわり、かわいがる、という気持ちが生まれます。また、大根やトマト、きゅうりやナスといった野菜や稲（お米）を栽培してその恵みをいただく（食する）ことで、感謝のこころが生まれてくるのです。動物でも植物でも、「いのち」あるものを大切にし、おもいやりある優しい心が幼いうちから育つように私たちは心掛けています。

現代社会にあって、豊かな感性を養うことは容易ではありません。楽しく歌を歌い、楽器に触れる音楽的感性、絵を描いたり折り紙を折ったり、いろいろな製作をする色彩感覚を想像力・創造力といった表現力、宗教的情操の涵養に心掛けることは、幼児期において最も大切なことです。私たちは、心身ともにバランスのとれた保育をすることを目標としております。

災害時に対する備え

• ＊火災や地震を想定しての非難訓練を毎月1回行っております。
• ＊防災用品、非常食、飲料水を十分に用意しています。
• ＊発電機、生活用水を準備しております。
• ＊緊急地震速報システムを設置しております。

防犯対策

• ＊幼稚園正門に警備員が常駐しております。
• ＊学校110番（警察庁への緊急通報システム）を設置しております。
• ＊防犯カメラを設置しております。
• ＊教職員の防犯訓練を行っております。